『相対性理想論』
お集まりのみなさん、調子はどうだい?
そろそろ、ふざけてる社会にもさ 慣れてきたろう?
恋愛だってなんだって、うまくいくと、誰かから妬まれてしまう
このままじゃ、歪むのは当然さ。
なぁ?そうだろう?
ところで、こんな説があります。
幸せの総和は決まっています。
すなわち、誰かが「幸せ」ならその分君は・・・。
相対的に君は誰かのために「不幸」になっていて、
誰かのおかげで幸せでいるのです。
『光と影』、『「遊んでる君」に「働く僕」』、そして 『凸凹』。
やらなかった宿題は誰かが代わりにやってんだって。
それなのに、そうだったとして、
僕らは、まだ誰かの分まで幸せを欲しがるんだ
君が好きなのは、上澄みさ。
きっと、僕だってそうさ。
美しくないさ。
それでも愛しちゃって、辛いな。
・・・お集まりのみなさん!!
そろそろわかってくれたかい?
理不尽な『自分』も『世界』も・・・
「仲間外れは嫌だ!」って、ほんと必死に叫んでるくせに、
「他の誰かとは違うぜ!」なんて言いだすし。
幸せも、名誉も、愛も、
相対的にしか計れないの
物理学も感情も それは一緒なんだ
君が好きなのは、上澄みさ。
きっと、僕だってそうさ。
美しくないさ。
それでも愛しちゃって、辛いな。
君が好きなのは・・・。
美しくないさ。
でもこのバランスも、嫌いになれないのさ。