『ターミナル』
終列車 「終わり」に追われ
旅立つよ 小さな駅へ
リンリンと 夜ノックして
発車の合図 「時間だ。」
「終点は 雨模様です。」
ラジオが僕に告げてた
乗り込むしか 選択肢が無くて
諦めてた
「なんで走ってるんだい?」 訊ねた
「僕もわからないよ」
「きっと終点じゃずぶ濡れさ」
「でも、僕はいかなくちゃ」
曖昧な天気予報が 単調な音に消えた
慎重かつ臆病な 最低な僕みたいだ
チクタク
煙に変わった時間は
チクタク
僕にも流れて
ah...yeah...
la...lila...
曖昧な天気予報が 単調な音に消えた
相変わらずな今日が なんか違ってきたんだ
焦るだけだった日々に
気づけたことがあるんだ
昨日が終わってしまった?
そうだ、今日が始まったんだろう?